【本の簡単な紹介】
本書の著者は、和紙作家の堀木エリ子さんです。
これまで「東京ミッドタウン」「パシフィコ横浜」「在日フランス大使館」「成田空港第一ターミナル到着ロビー」のアートワークを手掛けるなど、様々な和紙を使った作品を手掛けているようでした。
プロフィールはHPはリンク先でも確認できます。
本書を読んだ著者のイメージはポジティブさが半端ない方だなと(人生におきる事象のありとあらゆることをプラスに転換して考える思考の癖がある印象)
その著者が仕事において、志をもって、挑戦することを、これまでの仕事人生をもとに語っているのが本書です。
【なぜ本書を読もうと思ったのか】
アマゾンで次に読む本を探している際にふと目に入り衝動買い。
私自身の思考はどちらかというと保守的な自覚があり(意識的に変化を意識するようにはしていますが)、仕事での挑戦を増やすことについて参考になるところがあればと思い読み始めました
【心に響いた箇所の引用】
特に印象が残った箇所は、
「天職とは、見つけるものでも、向こうからやってくるものでもない、目の前の仕事に生涯をかけて取り組む「決心」と「覚悟」だ。」
「時代の要望に応えて、最高の結果を追求するなかで、新しい技術も、個人の能力も生まれる。」
「仕事はつねに、クライアントからの様々の要望、多くの無理難題に、いかに応えていくか、ということが問われる。その要望のなかで、自分の表現したいことや前例のないことへの挑戦を精いっぱいやる」
「わたしに、プライベートと仕事の境はなく、すべては、自分を高める時間だ。」
「期待以上の成果を出す意思を持つ。それは、どんな仕事にも共通することだ。理想的な結果を求めることで、前例が生まれる。」
あたりです。
【まとめ】
著者のポジティブさは生得的なものだと思い、真似するのは難しいですが、仕事への意識という面では参考となる言葉がたくさんある良い本でした。
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