企業価値評価(バリュエーション)マーケットデータ・調整係数の取得方法まとめ

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企業価値評価(バリュエーション)マーケットデータ取得方法まとめ

この記事で解説しているマーケットデータの取得方法は下記書籍や上原FASのHPでも詳細に解説されていますので、さらに深掘りたい方はそちらもご確認ください。

リスクフリーレート

ほとんどのケースでリスクフリーレートは国債利回りを使用します。
国内案件の場合は、日本国債の10年ものを使うケースが多い理解です。
国債を公表している機関はいくつかありますので、以下に代表的なリンクを貼っておきます。

財務省「国債金利情報」

日本証券業協会「公社債店頭売買参考統計値」

米国の場合は、20年ものを使うケースが多い理解です。
米国の国債利回りはFREDのウェブサイトより取得できます。

FRED「金利」

負債コスト

日本証券業協会「格付マトリクス表」

米国の場合は、負債コスト20年ものを使うケースが多い理解です。
米国の公社債利回りはFREDのウェブサイトより取得できます。

FRED「金利」

市場リスクプレミアム(エクイティリスクプレミアム)

市場リスクプレミアムは、日本のものではありませんがKrollのHPDamodaran教授のHP(「Risk Premiums for Other Markets」より)取得することができます。

日本市場のものは公表しているサイトは現時点ではない認識ですが、Ibottosonから有料で購入することはできます。

一般的には5~6%前後としているケースが多い認識です、

β(ベータ)

βは週次2年か月次5年を使うケースが多いかと思います。
BloombergやSpeeda等のデータベンダーからの入手が一般的ですが、Excelで計算することも可能です。

対象会社とTOPIX(国内の場合)株価のデータをYahooファイナンスなどから取得してExcelで計算することもできます。
Excelの計算方法については下記書籍でも少し触れられています。

Excelで計算したβは未修正βですので、必要に応じて修正βに修正します。

修正ベータ=0.35+ 未修正ベータx 0.65

その後、レバードβをアンレバードβに修正して使用します(修正βへの変換前後のどちらのタイミングでアンレバードβ化するかは議論あるかと思いますが、実務上一般的なデータベンダーから取得するβは修正βなのが一般的かと思いますのでそちらにあわせるのが無難かと思われます)。

サイズリスクプレミアム

Ibottosonから有料で購入することができます。
無料で公開されているHPは私の知る限りはありません。

非流動性ディスカウント

非上場会社の評価において、上場企業と比較して流動性が低いことを加味して株式価値をディスカウントする場合があります。一般的には20~30%程度の水準にすることが多いです。
非流動性ディスカウントについては以下書籍でも解説されている箇所があります。

永久成長率の設定

長期的な経済成長率(名目GDP成長率)を上限とし、保守的にゼロまたは長期インフレ率程度までで設定することが多いかと思います。

企業価値評価をさらに学びたい方へ

別記事「企業価値評価を学ぶおすすめ本47選!レベルや目的別に実務で使える名著を紹介」で企業価値評価関連のおすすめ本を紹介していますので、ご興味のある方はこちらもご確認ください。

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